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6/10 今国会最後の質問(国土交通委員会)

 朝から議院運営委員会と午前中は2時間超えの長い本会議に出席しました。昨日は衆議院で細田議長と、岸田内閣に対する不信任案が提出され、参議院でも審議がストップしました。否決された後、時間割のほとんどが、週末の今日、午後の各委員会開催となりました。


 おそらく今年の通常国会では最後の質問となる国土交通委員会の質疑に、午後から立ちました。通称『省エネ住宅法』、正式名称「脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律一部改正法案」です。当初、提出予定にラインアップの無かった閣法ですが、2050年カーボンニュートラル、2030年度温室効果ガス46%削減を目指す上で重要です。

 改正で、全ての新築住宅・非住宅に省エネ基準適合を義務付ける(現行は中大規模の非住宅 ) など十分な準備期間を確保して、国は臨むと言います。それならば、ということで質問しています。

 冒頭、知床観光船で犠牲になられた八女50代の男性、久留米30代の男性。心からお悔やみを申し上げます。同じ会社の勤務で、世代を超えた仲が良い、人柄の良いお二人のお姿を偲び、所管するこの国交委員会で謹んで御紹介させて頂きました。二度とこのような事故が起きないよう強く要望致します。


 まず関連質問で、現在のウッドショックやロシアウクライナ情勢は大変な危機でありますが、ある意味では契機と捉えて、輸入木材から国産木材への転換を考えた場合、国の林業振興、木材利用についての支援策はどうなのか、また2019年度からはじまった森林環境譲与税には配分基準で問題があること、そこで自治体の現状を国はどう認識しているのか、さらには視察を行った頑張る林業、自伐型林業への国の認識と支援策など要望を含めて質しています。

 閣法改正の本則では、この制度に対応する、適応させる中小工務店や建築士事務所への支援を要望し、質問しています。また、市長時代に取り組んだ伝統的な構法に基づく木造建築の承継事業に取り組んだ経験を踏まえた問いや、気候風土適応住宅への今後の対応について国土交通大臣にも伺った次第です。

  国民の良好な住宅環境、生活環境を今後とも守るため、国政においてしっかり頑張って参ります!


是非動画でご覧下さい。

参議院審議中継

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